ある日のバス

最近ブログの内容を、手抜きしている。
と、言ってもブログに使っている時間は多い。
手抜きというのは、写真を多く掲載して、文章をあまり書いていない、という意味である。
久しぶりに、少々長い文章を書く気になった。
一週間程前に、書こうと思った内容である。
面白いという内容ではない。
4/16北海道新聞朝刊に次のような、読者の投稿が載っていた。
旭川行きのバスに乗った。乗車口の近くに、おじいちゃんが座っていたので、「よろしいですか」と声をかけ、返答のないまま隣に座った。
乗客は十五人くらいだろうか。めずらしいことに、通路をはさんで会話が飛び交っている。中心人物は、私の後ろにいるおばあちゃんのようだ。
バスが橋にかかると、隣の寡黙なおじいちゃんが、この川に白鳥がくるんだと、おばあちゃんに話し出した。
おばあちゃんは、退院した病院にいくのだが、下車するバス停がよく分からないらしい。
入院中に、みんなで近くの酒造会社に利き酒にいった話になると、周りに笑いが起きる。
バスが込みだすと、ばあちゃんは、すぐ降りるからここに座れと、初老の女性に声をかけている。
酒造会社の建物が見えてきた。知らせようと思う間もなく、斜め前の女性が、「ばあちゃん、次だよ」と声をかけた。ばあちゃんは、下車する女性に伴われ、無事バスを降りていった。
隣のおじいちゃんも間もなくバスを降りた。おばあちゃんに触発された、優しい乗客たちもまた、それぞれに下車していった。
温かさの残る胸の中で、なぜか私も生きていていいのだと思った。そして、おばあちゃんのあのおおらかさは、人間の信頼にあるのだと気付かされた。

互いに信頼関係がなければ、本音で話すことは出来ないだろうし、もちろん優しい時間を共用することも出来ない。
では、どうしたら信頼されるのか?
私は、バカ正直に生きていくしか方法を知らない。
自分に正直に生きていきたい。
誰かから聞いた話で、本当かどうか分からないが、どこかの国では幸せがあたりまえで「幸せ」という意味の言葉が無いそうだ。
どこかの国みたいに、自由と正義ばかり言うということは、実は自由と正義が無いからなのではないだろうか。
正直、正直と繰り返すほど、嘘つき、嘘つきと言っている様なものである。
長くなり疲れた。

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